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社会医学ゼミ
(社会・環境と健康との関連を研究しています)

#地域社会の健康・福祉課題に対して自分事として取組みソリューションを生み出す!

行政と連携した研究に加えて,地域でのボランティア活動にも取り組んでいます.また,海外フィールドワークや留学生との交流の機会が豊富です!

ゼミの研究内容

所祭委員:ゼミでの研究内容について教えてください。

ゼミ生A: 社会医学というのは、社会・生活環境と健康との関連について広く取り扱う学問です。そのため、卒業研究テーマはバラエティに富んでいます。社会と健康との関わりという視点から自分の興味があることや、自分が関わってきたことなどについて研究テーマを決めています。そういう意味では、学生自身が好きなことを研究できると思います。

所祭委員: ホームページを拝見しました。健康・福祉水準の向上に寄与する情報の創出とその利活用の観点から研究しているそうですね。具体的にどのように情報と絡めているのですか。

ゼミ生A: 例えば、ゼミで行っている活動の一つに和歌山県の湯浅町と連携した防災プロジェクトを行っています。実際の夜間防災訓練に参加しただけでなく,住民対象のアンケート調査を行い,分析の結果を地域づくりや教育プログラム開発に生かしています。このように行政と連携をした研究をしている人もいます。
こうした地域と連携した研究は、ゼミの先輩たちが継続して取り組んできた成果とも言えます。

所祭委員: 行政と連携して、その地域の健康や福祉水準を高める研究を行っているのですね。
その他にどのような研究をしているのか教えてください。

ゼミ生B: 私はデジタルヘルス的観点から子宮頸がんワクチンに関する研究に取り組んでいます。最近はYou Tubeなどの動画サイトにアップロードされている子宮頸がんや子宮頸がんワクチンに関連した動画の特徴について分析しています。
他の院生は、糖尿病予防教育、地理疫学、ケアラー問題などのテーマに取り組んでいます。

所祭委員 Aさんは昨年度のインタビューで、所沢市の歩きやすさを評価するための指標についての研究をしたいとおっしゃっていました。今はどのような研究を行っていますか。

ゼミ生A: 大きくは変わっていないです。卒業論文の延長として歩きやすい街づくりに関することを研究しています。

所祭委員: 扇原先生の研究は所沢市を対象にした研究が多い印象を持っていました。今お話を聞いていると、Aさんのように所沢市を対象にした研究もありますが和歌山県など様々な地域を対象にした研究がされているのですね。

ゼミ生A: 所沢市という縛りは全くないです。
ただ、大学院の授業にプロジェクト科目というものがあるのですが、その中のひとつに「データ連携・利活用による地域課題解決」という科目があります。所沢市の職員の人も先生のおひとりに加わって、専門分野の異なる複数の受講生がチームを組んで、それぞれの専門分野の視点から所沢市の地域課題解決策を提案したこともあって、僕自身所沢市に対する関心は高いです。

大学近隣の休耕地を活用した農業

ゼミの雰囲気や活動

所祭委員:私は今年度の春学期に扇原先生の「社会予防医学」の授業を受けました。zoomでの授業でしたが、扇原先生は積極的に学生を指名して意見を聞いていると感じました。他にも、どんな意見を言っても肯定してくれるので楽しく受講できました。扇原先生は明るくて気さくな先生な印象を受けたのですが、先生のゼミでの印象を教えてください。

ゼミ生A: ゼミでも変わらずパワフルな先生です。

ゼミ生B: ゼミで学生が議論している時は真剣にアドバイスをしてくれます。

所祭委員: 社会予防医学の授業は試験ではなく最終レポートで、個人的にはあれが結構大変だったんです(笑)。でも、扇原先生が最後の講義の日に質問コーナーを開いてくださって、質問をしたらとても丁寧にアドバイスをしてくださいました。指導熱心な先生だと思います。

ゼミ生A: やる気がある学生に対しては向き合ってたくさん指導をしてくださると思います。

所祭委員: ゼミには一学年に何人程いるのでしようか。

ゼミ生B: 3年生は8人。4年生は7人です。
大学院生は、修士・博士合わせて6人です。

所祭委員 多いですね。ほぼ全員がそのまま進学したのですね。

ゼミ生B: 内部進学したのは2人です。
その他は私含めて全員留学生です。私は中国の大学に通っていたのですが、卒業後に早稲田大学の院に進学してきました。

所祭委員: 外部からの進学も多いのですね。
何か留学生から見た扇原ゼミの魅力があるのでしょうか。

ゼミ生B: 先生は、中国の大学と共同研究をしていたり学生交流の実績が豊富です。私の地元・杭州の大学とも交流がありました。私が卒業研究で取り組んでいた研究に関連した論文を先生が書かれていたこともあって扇原研究室に志望しました。
中国だけではなく、カザフスタンなど他の国からの留学生も多いのが特徴です。

所祭委員: 他の学年との交流はありますか。

ゼミ生B: 先月、キャンパス近くの小学生や中学生を対象とする学習支援活動を学部生と院生が一緒に行いました。街づくりセンターの一室をお借りして、夏休みの宿題をお手伝いしたり一緒に遊んだりしました。フードバンク活動のお手伝いもしています。学習支援は、これまでは空き家を活用して行っていたのですが、諸般の事情から今年は街づくりセンターをお借りしました。

所沢市内の小中学生を対象とした学習支援ボランティア

所祭委員: 学部3年生の頃はゼミでどんな活動をしていますか。

ゼミ生A: 3年生は、自分の関心がある学術論文をゼミの中で紹介します。
論文は内容をパワーポイントにまとめて発表して、その後に質疑応答や先生からのアドバイスなどがあります。
3年生の後半くらいから自分の研究テーマを決めていきます。自分の関心がある論文を読み込んでいき、ディスカッションなどを通して確定していきます。でも、4年生の4月,5月頃にテーマが変わっていく人もいます。

所祭委員: ゆっくり研究テーマを決めていけそうですね。

ゼミ生A: そうですね、最後に頑張らないといけなくなりますが(笑)

所祭委員: 扇原ゼミでは毎年海外に行く講義があると昨年のインタビューでおっしゃっていましたが、今年はどうでしたか。

ゼミ生A: コロナの影響もあり、実際に海外に行くことはできませんでしたがオンラインで国際交流を行いました。通常であればタイに行くプログラムがあったのですが、今年はオンラインでタイの大学やその大学の附属高校・中学と交流しました。
この時は僕たちだけではなく、皆野町(秩父にある町で早稲田大学と協定を結んでいる)の高校生や中学生も一緒にタイの人たちと交流しました。

ゼミ生B: 今月の末には中国の大学とオンライン交流をする予定です。来月は、カザフスタン,11月には,フィリピンやタイの大学とオンラインでの交流を行います。

所祭委員: どのような交流をするのですか。

ゼミ生B: テーマが一つ与えられてそれについてディスカッションをしました。タイと生徒さんと交流した時のテーマは「アニメ文化が若者の生活に与える影響」でした。
人科と包括協定を結ぶ皆野町の高校生や中学生も参加して、英語でディカッションしました。皆野町には、人科に1年間留学した女性ふたりが地域おこし協力隊として活動していて、その方々もサポート役で参加してくれました。お互いの国の文化についても紹介したりもしました。

タイへの海外渡航プログラム

所祭委員: 英語で交流するのですよね。扇原ゼミは英語が得意な人が多いのですか。

ゼミ生A: 英語です。僕も英語あまり話せないしゼミにも英語が得意でない人はいっぱいいます(笑)。
でも全然大丈夫ですよ。交流で使うスライドは事前に準備しますし、話す時も優しくコミュニケーションを取ってくれる人が多いです。

所祭委員: 海外に毎年行っていると聞くと「英語が得意じゃないと難しいのでは」と心配する人が多いと思うので、それを聞いて安心しました(笑)。
夏休みもとても活動的ですね。ゼミ全体としてもアクティブな学生が多いのですか。

ゼミ生A: いろいろです。先輩には、留学する方はもちろん、世界一周するために休学したり、東北でボランティア活動するために休学したりする人がいます。アクティブじゃなくても大丈夫です(笑)。先生はどんな人でもやる気があれば熱心に指導してくださいます。ゼミにはいろんな人がいますが仲がいいです。

ゼミの魅力

所祭委員:扇原ゼミの強みとどんな人にゼミに入って欲しいかを教えてください。

ゼミ生A: 海外との交流や地域に密着した研究・活動が多いことです。ボランティア活動も積極的にやっています。いろんなことにチャレンジできる機会がたくさんあるので、大学生活を送っていて「やることないなあ」とか「何か一つやり切りたい」とか思う人にとって良い環境だと思います。

皆野町で開催中止となった秩父音頭祭りをオンラインで企画・開催

所祭委員: 最後に学生に伝えたいことはありますか。

ゼミ生A: さっき伝えたことと被ってしまいますが、いろんなことにチャレンジしたいと思っている人は是非扇原ゼミに来てください。

  

  

昨年のインタビュー記事URL